アロマ・キャンドルを手作りしよう!
■ 基本の作り方
■ 香りづけ、色づけ方法
■ ハーブやスパイスを使って
■ 型を工夫して
■ 注意点と応用
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型を工夫して
おうちにある容器を応用して、ユニークなキャンドルを作ってみましょう。
今回作ってみたのは、ゆでたまご入れを利用したもの。そして、なんと灰皿を利用したもの。
どちらも安物ですが、キャンドルに火がともると、見違えるほど立派。なかなかステキではありませんか。
キャンドルの容器として使えるものには、次のような条件があります。
- 耐熱性の素材であること(耐熱ガラス、陶器、金属など)。
- あまり底が深くないこと。コップのように深いものはロウが減るにつれて酸素が入りにくく、燃えにくくなります。
- 芯が燃えるのに必要なロウの量を考えること。芯が必要とするロウよりも多いと、次第に芯がロウの中にもぐりこんでしまい、炎が燃えにくくなります。太めの芯で直径4センチほどのロウを溶かします。芯からの距離が4センチ以上あいてしまう場合には、芯の数を増やします。
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お手製の型を作れば、どんな形も思いのまま。今回は厚紙を利用してみました。
厚紙で筒などの型を作り、しっかり糊付けします。特に底からロウが漏れてきやすいので、最初は底の隙間をふさぐために、少しだけロウを流して固まるのを待ってから、残りのロウを流しいれると失敗しにくいです。
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夫の祖国デンマークでは、クリスマスになるとオレンジにクローブをさして、部屋じゅうに飾り付けるそうです。それにちなんで、クリスマス・キャンドルを作ってみました。
オレンジをくり貫いて、皮に少しずつロウを流します。ロウが固まったら、乾燥クローブをオレンジの皮に差し込んでいきます。気持ちが暖まる香りが広がります。
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