アロマ・キャンドルを手作りしよう!
■ 基本の作り方
■ 香りづけ、色づけ方法
■ ハーブやスパイスを使って
■ 型を工夫して
■ 注意点と応用
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色づけ方法
基本の作り方 3)ロウを容器に流し込んだら、ロウがまだ熱い(液状)うちにピグメントを加えて、よく混ぜます。そのまま放置すると、重たいピグメントは下に沈んでしまいますので、ロウがかたまりだすまで、かき混ぜ続けると色が均一になります。
ピグメントの量は、ロウ25グラムに対して小さじ1/4杯ほど(しっかり色をつけたい時)。ほんのちょっとだけ加えると、薄づきに仕上がります。
右写真の作品のレシピ(右から左へ):
●濃い赤色 - 酸化鉄レッド(タルクで5倍に希釈したもの)と、セリーニ・コーラルを小さじ1/8ずつ。
●濃い緑色 - 酸化クロムグリーンを小さじ1/4杯。
●薄い緑色 - 酸化クロムグリーンをほんの少し。
●薄い赤色 - セリーニ・レッドをほんの少し。
※かき混ぜが足りなくて、ピグメントが下に沈んでしまいました(^^;)。
香りづけ方法
基本の作り方 3)ロウを容器に流し込み、あら熱がとれたところで、エッセンシャルオイル(精油)を加えて、よくかき混ぜます。
キャンドルに加えたエッセンシャルオイル(精油)は炎で揮発しやすいので、かなり多めにいれないと、しっかり香りが出ません。火をともした時にお部屋に香りが広がるようにするには、最低でも3%、多くて5%くらいの量を加える必要があります。
ビーズワックス(蜜ろう)を使ったキャンドルは、そのものがハニーの甘い香りがしますから、ビーズワックスの自然の香りを楽しみたい派は、エッセンシャルオイル(精油)の量を控えめ(2%程度)にしてもいいでしょう。キャンドルに鼻を近づけると香りはするけど、火をともすと部屋になんとなく香りが漂ったかなあ?という程度です。
キャンドルのワックス(ろう)に直接エッセンシャルオイル(精油)を加えるよりも、キャンドルは無香のまま作成し、キャンドルが燃えているときに溶け出したワックス(ろう)にエッセンシャルオイル(精油)を滴下したほうが実は効率的です。
ただし、エッセンシャルオイル(精油)のほとんどは可燃物ですので、必ずいったん火を消してから精油を滴下しましょう。
香りのレシピ例(ロウ25グラムに対して3%=合計15滴として):
【きよしこの夜】
ほんわかと幸福感を呼ぶ香り
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【フレッシュ・グリーン】
さわやかな森林浴の香り
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【ロマンスな夜】
うっとり甘美で官能的な香り
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オレンジスウィート 10滴
ゼラニウム 3滴
クローブ 2滴
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サンダルウッド 8滴
ラベンダー 5滴
イランイラン 2滴
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パチューリ 5滴
ローズマリー 5滴
ラベンダー 5滴
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