◆左耳からのメッセージ (2003/07 メルマガ第5号より)
先月のメルマガで「左耳からのメッセージ」について触れたところ、様々なコメントをいただきました。やっぱり似たような経験をされている方、多いようですね。一方、「いいなあ、それ」という声も。今回はもう少し詳しく、このメッセージについてお話してみようと思います。
子供の頃、ぼおっとした子だった、という人はわりに多いのではないでしょうか。知らない間に「あっちに行っちゃってる」わけですね。私もその一人で、しょっちゅうポカーンと空中に焦点の合わない目を向けていたそうです。本人は「あっちに行ってた」間のことは覚えていないのですが。
あのポカーンは頭が悪いせいではなく(^^;)、左耳のメッセージの主と交流していたのではないか?という気がします。子供はそういうものをナチュラルに受け入れますからね。今から振りかえっても、私の「彼」はたしかに子供の頃から私のソバにいました。大人になるにつれて、「彼」の存在は意識しなくなったけど、大事なメッセージは節目節目でそれとなく送ってくれていました。
だから、ハタから見ると思い切ったことを素っ頓狂なタイミングでコロッとやってのけてしまうわけです。結婚とか離婚とか転職とか渡豪とか、人生の転機で「今だ!」「これだ!」と教えてくれる。そのメッセージをキャッチしてしまうと、もうそれを実行するしかなくなる。あとは、いかに実行していくか、現世的に対処していくか? それだけが課題となります。
そのメッセージを「直感」とか「超自我」とか「原始感性」とか「潜在意識」などと呼んだこともありましたが、要するにどれも同じこと。たしかに自分の中から涌き出たものではあるのですが、物体として存在する自分の意思とはまた別。自分のスピリット(精神)が意識の表面に現れて言葉で表現する、というか。そして、そのメッセージはいつも正しいんです。一見、素っ頓狂なんですが、結果的には必ず私をより幸せになる方向に連れていってくれます。
そういうことが度重なるようになると、いろんなことが好転してきて、何をやってもうまくいく。自然と答えが天から降ってくるかのよう。もう、迷ったり悩んだりすることがなくなります。最近では、それがさらに進んで、その声と会話できるようになりました。
うーん、「声」とか「会話」とかいうと誤解を生みそうですね。できるだけ正確に記述しましょう。私の場合、鼓膜を振動させる波動=声として聴こえるわけではありません。左のほうからエネルギーが伝わってきて、それが脳内で言語化される、という感じです。頭の中で一人言を言ってるときのような感じなんだけど、明らかに「自分の意志」とは違う。それに対して反論することもあるし、ジョークを言い合うときもあります。
どういうときにそれが可能か?というと、一人でいるとき、リラックスして余計な邪念がないとき、つまり、ポカーンとしている時、です。だから長風呂が最適(^^;)。
そういえば、昔はポカーンとしている時のことを覚えていなかったけど、それを意識の上でも記憶できるようになった、というだけの違いなのかもしれません。昔からメッセージはポカーンの間に意識下でキャッチしていたんだけど、それを意識の上に言葉化することができなかったのでしょう。「なんとなく、オーストラリアに行ったほうがいい」みたいな漠然とした感覚でしか伝わってこなかった。それが最近では、言葉になって伝わってくる。
アロマセラピーのブレンドでも、手作りコスメのレシピでも、晩御飯のメニューでも、ショッピングに行くべきお店でも、ひじょーに具体的に教えてくれます。今回もね、彼に言われたんですよ。「今度のメルマガには、ボクのことを書いたらいいよ」って(^^;)。
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