リップ・パレットから色を選び、リップブラシを使って唇の輪郭を丁寧に描いていきます。
【リップ・パレット】
5色のカラーが並ぶパレットを手に入れると、なんだか燃えます(^^;)。どんな色を置いていこうかと考えるのが楽しいのですね。
パレット1つあれば携帯にも便利。1つのパレットに2.5ml程度しか入りませんから、リップスティックを作った残りを流しいれると、ちょうどいい量になります。
リップ・スティックで輪郭のなかを塗りつぶします。このとき、わざとリップブラシで塗った色より明るいトーンの口紅を選んで塗ると、自然なグラデーションができて、くちびるの立体感が表現できます。
【リップ・スティック】
リップブラシで描くほどには繊細さは表現できませんが、やはり1本あると便利です。その日、身につけるアクセサリーやお洋服とのコンビネーションで、いくつか風合いの異なるものを用意しておきたいものです。
リップ・グロスをリップブラシで塗って、つやを出します。
【リップ・グロス】
くちびるを保護し、艶っぽい光沢を演出してくれるグロス。つやだし用のリップグロスはビタミンE、グリセリン、キャスターオイル等で作れるのですが、ここではパレットに保存して持ち歩いても漏れないように、多少固形に仕上がるよう工夫してみました。ナチュラルメイクのときは、このグロスのみでもOKです。
【画像のパレット:レシピ】
自分のイメージの色を追いかけて微調整しながら作りましたので、正確なレシピは覚えていません(^^;)。が、ベースのオイル、どのピグメントを使ったかくらいはお伝えできます。
リップスティック4色はパレットと同じ。パレットの一番左はリップグロスです。
ヌーディーな色合いを実現させたくて、いずれもファンデーションの粉をベースに使って彩度を落としました。原色のドギツイ色がお好みでない方にはオススメです。
リップスティックのベース: あれやすい唇を保護しつつ、シアー感のあるやさしい仕上がりで、色落ちも維持したい、という贅沢なイメージから、こんなレシピを選びました。
材料:キャンデリラワックス 小さじ1/2、キャスターオイル 小さじ1、ファインココナツブレンド 小さじ1/2、ココアバター&シアバター 小さじ1/4、新保存剤TGR 1滴、エッセンシャルオイルブレンド(複数の精油をあらかじめ濃度20%に希釈しておいたもの) 10滴、ビタミンE 1滴(最後に加える)
●ブラウン: ファンデーションの粉、マイカ コッパーブラウン、酸化鉄イエロー、酸化鉄レッド、マイカ アンバーゴールド、セリーニ レッド、セリーニ コーラル、マイカ プレーン
●オレンジ: ファンデーションの粉、酸化鉄イエロー、セリーニ コーラル、マイカ アンバーゴールド、マイカ プレーン、マイカ ウルトラパール
●ピンク: ファンデーションの粉、マイカ レッド、ウルトラマリーン ピンク、セリーニ コーラル、二酸化チタン、マイカ プレーン
●レッド: ファンデーションの粉、セリーニ レッド、マイカ レッド、マイカ プレーン、D&Cゼラニウムレッド
●リップグロス:
ビーズワックス、ココアバター、シアバター、キャスターオイル、ビタミンE、グリセリン、レッドの残りのピグメント
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