リキッド・ファンデーションを顔全体に薄く塗り、肌に馴染ませます。
後ろから前のほうへと、お絵かきをするように立体感を描いていきます。
【リキッド・ファンデーション】
リキッド・エマルジョンで乳化するリキッド・ファンデは失敗なく作れて、本格派ファンデとしてとっても重宝します。薄づきなので、ナチュラルメークで軽く済ませたいときには、これだけで済ませることも。プレスト・ファンデ、ルースファンデとの相乗効果を考慮して、首の色と同じくらい、少し色白めに仕上げておきました。
プレスト・ファンデーションで、顔がさらに立体的に見えるように影をつけます。
すっぴんで鏡を見たときに、顔のどの部分に自然に影ができるかを観察しておいて、その部分に少し濃い目トーンに作っておいたプレスト・ファンデを置いていきます。水を含ませたスポンジを使います。
【プレスト・ファンデーション】
プレスト・ファンデーションはいくつか色見の違うものを用意しておくと便利でしょう。リキッド・ファンデと同色のもの、影用の濃いオークル系、そして携帯用にその中間色があると便利。
作り方は簡単。ファンデーションの粉を微量のオイルと無水エタノールで伸ばしてから、コンパクトケースに流しいれて、無水エタノールが蒸発するのを待ちます。
パウダー状のルース・ファンデーションをハイライトに使います。ルースファンデをパフにとり、手の甲でなじめせてから、鼻や頬など高い部分に軽く乗せていきます。
【ルース・ファンデーション】
ピグメントを混ぜ合わせて色調整するだけのルース・ファンデは、手作りカラリングコスメの基本中の基本! 色調整する「だけ」とはいえ、これがかなり根気がいる作業です。自分の肌色にピタっとくるまで、少しずつ少しずつ色を変えては確認作業していきます。
私はあえて、ルース・ファンデーションをハイライト用に白っぽく仕上げておきました。パールグリーンも少し加えて、自然で透明な美白感が出るように工夫してみました。
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