オリジナル化粧水の作り方
- 尿素50gにグリセリン小匙一杯、ミネラルウォーター200mlを混ぜたもの(原液)を作ります。
この原液は6ヵ月まで保存できるそうです。アンモニア臭がしてきたら、50倍に薄めて草木に与えれば無駄がないとか。
- この原液を5~10倍濃度に水で薄めて化粧水のもととします。
- お好みのエッセシャルオイルを数滴入れます。
福島注:グリセリンは化粧水の成分が飛ばないように、保湿効果を狙ったものでしょう。また、これにアルコールを加えれば、収斂効果、殺菌消毒効果も期待できます。
追加情報:
さんだらぼっちさんから次のような情報を戴きました。
日本では『美肌水』という名前で、有名になりました。もともと皮膚科の医師がアトピー患者の為作ったものを一般の人にも使えるように健康雑誌に紹介したのがきっかけ。なんと言っても原材料で安くて済むのが魅力です。
ただ、注意したい点があります。尿素は紫外線で科学変化を起こすので、シミの原因になりうるそうです。紹介した医師本人からのコメントが『石けん掲示板』で出されていました。この化粧水を使う場合、外出するときは日焼け止めをつけるのがベターだということです。
私の場合、原液を保存料入り(パラベン)のミネラル水(飲料不可)のものが日本で出回っているので、リスクを承知の上で使っています。水道水で作るとシミのリスクが上がるそうです。
この尿素グリセリン溶解液(原液)は濃さを調節する事によって、手肌の酷い荒れなどにも効きます。ツルツルになるのだそうです(尿素が皮膚表面の古い角質を変質化させて、はがれ落とすのが、原理らしいです。いわゆるたんぱく変質の原理だそうで)。皮膚の剥がれ落ちるサイクルを正常にすることと、角質化した古い角質を落とすのが、目的みたいです。
ですので、普通の肌にも使って、ツルツルになりますし、シミも角質が剥がれ落ちるサイクルで薄くなっていくような事が出ていました。
但し、園芸用の尿素を使用すると、不純物が混じっていることがあるので、できれば精製されたものを使用する方が安全だといわれています(これは試薬になっていまうので値段も2.5倍位します)。
尚、グリセリンは夏場は空気中の水分を取り込み、しっとりするのですが、冬場の乾燥した時期は反対に肌にのっている水分を放出する性質があるそうです。これを防ぐには、化粧水を付けた後、オイルを補って保護膜を作る事が望ましいと、これも『せっけん掲示板』(日本)に出ていました。
続 追加情報:
わかめさんから次のような情報を戴きました。
上記の説明の中に、誤認、勘違いが見受けられます。掲示板はその性格上、有益な情報も多いものの、時に勘違いした発言も混在していますので、情報源を確認したいものです。
○尿素は紫外線で科学変化を~外出するときは日焼け止めをつけるのがベター
→ そのようなことを、考案した今井医師は言っていません。むしろ、日焼けを防止する効果があるらしいと言われています。
○水道水で作るとシミのリスクが上がる
→ 今井医師は、「水道水を使うように」とわざわざ提唱しています。
○園芸用の尿素を使用すると、不純物が混じっていることがある
→ 園芸用の尿素も日本薬局方の尿素も、同じ行程で作られる同一の物質です。
詳しくは『美肌水』を広めた健康雑誌『ゆほびか』の HP をご覧下さい。
|