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スタッフ・インタビュー: アトピー完治体験

~ カスタマー・サポート 矢野昭子 ~


凡例:福島麻紀子 矢野昭子

アトピーインタビュー:(9) スピリチュアル面での変化


昭子さんはもともとスピリチュアルな面が強かったようですが、病気を通してスピリチュアルな理解や考え方が変わっていったのではないかと思うんですが、いかがでしょうか?

一番大きかったのは、自分の身体を大切にするようになったこと、自分を信じることでしょうか。。。

例えば、色々な人から「このスプレーはいいよ」とか、「いい」薬だとか、「コレを使って悪くなった人はいない」など、助けをいただきました。効果のあるものも沢山あったけど、自分に合わないものはダメなんですね。当たり前のことなんですが。。。。

日常生活では、「あわない」と「わかって」いても、”せっかく勧めてくれたから使わないと”とか、”ただで頂いたから”、”もう少し使わないと効果が出ないかも”などなど、小さなエゴが四六時中働きますね(^^;)。

私の場合、勧められた薬を塗って2~3分でぶっ倒れたことがあります。それは、「特別」なもので、「使った人皆が効いている」というものでしたが。。「こりゃあかん」と思う一方、「ひょっとしたら、ドラスティックな効果の前触れか?」という思いがアタマをかすめました(^^;)。

よーく考えればわかるんですが、「ダメなものはダメ」。身体の負担になったら、それを盛り返すためにエネルギーがさらに必要なんですね。

そういう事を繰り返しながら、自分を信じて自分を大切にし、細かいところで「ノー」という事を学びました。自分の一番の味方は自分自身です。誰が何を言おうと、ご好意であろうと、タイミングとモノがあわなかったら、「今は遠慮します」なんですよね。

自分を信じることって、人への依存がなくなることでもあるんです。今の例で言えば、「せっかく勧めてくれたから使う」のは、自分を犠牲にして他人にいい顔しちゃう、ということになりますし。今では、すっかり自分の身体と仲良く過ごすようになりました。

たしかに、「他人に悪い」と思って妥協するのは、自分に対して失礼ですよね。
「他人に悪い」という感情、あれは他人から「自分がどう見られるか?」を気にしているから。 「誰にどう思われようと、私は私」という自信が確立されると、アトピーも改善されるのかもしれませんね。。。


ええ、自己確立することで、劇的な改善は望めないけど、自分の心身に好影響を与えるでしょうね。

また、自分の周りの全ての人に感謝することが多くなりました。

病気というのは、本人が一番辛いでしょうが、病人がそばにいながら何も出来ない家族というのも、また別の辛さがあるでしょう。ただ見ているしかない、というのは、特に親だと一層キツイと思います。

そうですね。お子さんがアトピーで苦しんでおられる親御さんも多いでしょう。

これは私の解釈にすぎませんが、アトピーという症状は「自分を信じる」というのが学びのテーマなのかな?という気がするんですね。まあ、なんの病気でも同じなのかもしれませんが、特にアトピーは…。
このインタビューでも、昭子さんからテーマとして最初にあがってきましたね。

「アトピー症状が出ているお子さんのまわりには、強烈にコントロールしている大人がいる」という説も聞いたことがあります。人に振り回されない、自分は自分という自信をもつことがキーポイントじゃないかと思うんです。

ただ、お子さんがアトピーの場合、難しいですよね。まだ自我が確立していない子供に「自分という存在に自信を持って」なんて教えられるのか?という(^^;)。

また、親御さんはどうしてもがんばって「治そう」とします。しかし、「治そう」という意識も一種のコントロールになってしまいかねない。かといって放っておけるものでもないし。。。

ただただ、ありのままを認め、よくなることを祈りつつ、見守る。
・・・それだけのことなんだけど、言葉でいうほど簡単なことではないですよね。

「この子のアトピーは大丈夫、放っておけば治る」とお医者さんに太鼓判押されて、「そうなんだ~」とおかあさんがホッとしたとたん、アトピーが消えちゃった、というお話も聞きます。 私も子供の頃アトピーだったのですが(当時は、そういう病名はなかったけど)、似たような出来事を記憶しています(^^;)。


小さい子供さんの場合だと、親が導びかないと生きていけないでしょう。自分の身体のことをうまく表現できなかったり。だから、コントロールと指導との線引きが難しいと思います。

ましてや病気だと、いい方法を探してあげたいですから、お子さんも親御さんも大変だと思います。リラックスすること、そして福島さんが言われた点を記憶にとどめておくだけでも、すごく違うと思います。。

私が昭子さんとお付き合いするようになって3年程になりますが、最初の頃は、昭子さんのなかに、おかあさまの影響というのをすごく感じていました。それが今では、完全に中和されている、と感じます。

昭子さんがご自分を癒していかれたのと同時に、おかあさまも無意識かもしれないけど変化されていったのでは?と。…なんて、僭越ですが(^^;)。

アトピーって親子関係の浄化、という側面もあるのかもしれないなあ、とふと思いました。


病気って、家族の結束や親子の浄化という側面は、大きいでしょう。やはり一番身近なのは家族だし、病気には逆らえないから、否応無しに家族中に影響が出ますよね。

ウチの母は賢い人だし、子育てでは家族のリーダーでしたから影響は大きかったです。母は、かろうじて昭和一桁生まれ、子供時代が戦争の時期と重なっているし、子供をコントロールしがちだったと思いますよ。

ちょっと思ったのですが、戦争中に教育を受けた方たちって、強烈にコントロールされて育っているでしょう。社会からも親からも。。だから、コントロール癖みたいなものが強いのかもしれません。

この病気のお陰で、ぶつかったり話したりして、完全な親離れ、子離れが出来たと思います。幸い、母は聞く耳を持っていたし、病気を媒介に距離を置くことも出来、自分の感情をダイレクトに伝え、受け止めていくことで、お互いに自立できたと思います。

今は、母とはとてもフェアでいい関係ですね。仲も良いし、しょっちゅう大笑いしています。

余談ですが、私も母という立場になってから、小さなことですが、何度か経験しています。

ウチの子たちも、実はアトピー体質だとは思うんです。幸い、ほとんど表面化せずに今まで育ってきていますが、たま~に出るんですよ。

そういうときは、「大丈夫、一時的なものだから絶対すぐ治る」と確信し、そのうえで自己チェックするんです。
「最近、子どもたちに押し付けたり無理させたりしてなかったかな?」
「子どもたちが感情をまっすぐに表現できないような状況をつくってなかったかな?」と。

そうすると、いつも思い当たることがあるんです(^^;)。それが分かったら、夫と話し合い、そして子どもたちと話し合います。
そうやっているうちに、自然と消えちゃうんです。


そういう細かい配慮って、いいことですよね。自分にとっては大したことでなくても、他の人、子供達にとっては大きなことだったりしますし。それに、「絶対大丈夫」と思うのも大きな力だと思います。

ところで、病気中は、自分では何も出来ないのを本当に痛感しました。弱っていると、ゴミなど汚いものへの抵抗力が心身共に落ちるんです。なので、例えば病院でも家でも、お掃除をしてくれる人は、すっごくありがたかったし。

ただただ見守ってくれる人というの、親も含め、ものすごく有難いです。そんなこんなで、周り中に”感謝ビーム”を振りまきたくなるんですよね(^^;)。


感謝ビームは、病気の治癒にもプラスに影響したでしょうね。発したものが帰ってくるという潜在意識の原則がありますから。

そうですね。まず、自分の心が暖かくなりますから、自分が気持ちいいですね。(^^)





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