●ところで、お父様がなくなられた頃のアトピーの状態はどうだったのでしょうか? それをキッカケに改善したとか?
★父が亡くなったあと、体力が急激に落ちて、急性膵炎になりました。それが回復したあとでしょうか、ラジオでアトピーについて解説していた、大学病院のお医者さんにも行きました。
その頃は、体力がなかったので電車で病院に行けず、タクシー利用でした。酷いときは、病院に着いたら即車椅子に乗ったこともしばしば。その先生は小児科だったのですが、とても親切な先生とスタッフで、点滴中心に塗り薬と飲み薬でした。
全身が炎症状態なので、電車で人とちょっと触れても、「ひえ~っ」と飛び上がりそうなくらい痛かったりするんです(^^;)。出来るだけ、人のいない所や時間帯で動いていました。
●おお、それはよほど大変な状態だったのでしょうね。。。
そして、九州の病院に入院・・・。
★九州の従姉妹から、「薬が嫌いなら、丁度いい病院があるの」と電話をもらいました。父が亡くなっって仕事の後始末もあるし、私が家で病気でいると家族が大変、という理由もあり、検討した末九州で入院することにしました。
●どんな病院だったんですか?
★マクロビオティック、生菜食、腸洗浄と温冷浴で体調を整えていく方針の病院です。末期ガンや肝臓障害、黄疸の人など、何処に行っても治らないという方も入院していました。でも、皆さん気持ちがお元気なので、病気なんだけど合宿しているような、そんな入院生活でした。
そこでは、お医者さん指導の断食もあり、身体の中がそれはそれは浄化されました。
身体の毒抜きとして効果的だったと思います。味覚が敏感になり、本物の食材の見分けがつきやすくなりました。
とてもいい経験でした~。今ではよくデトックスや体内浄化ということを聞きますが、それと同じような事です。 症状は改善しなかったけど(^^;)。
●あ、そんないい病院でも、症状はよくならなかったのですか…。
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