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ダブル・トラブル?! 
-欧州旅行の巻-


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ただいま放牧中
(デンマーク滞在中、お借りしたお友達の別荘にて)




ただいまホリデー中、家族でイギリスにおります。おかげさまで、みんな元気で旅行を楽しんでいます。通販ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、あと2週間ほどでシドニーに戻りますので、今しばらくお待ちください。

先日、イギリスからようやくインターネットが開通しました。ここのモジュラージャックは形が違うし、サーバーの設定がうまくいかなくて、アップロードがなかなか出来ませんでした。原稿はデンマーク滞在中から用意していたんだけど、慣れない海外からのアクセス、一筋縄ではいきませんね。でも、これからは大丈夫でしょう(祈)。

それでは、子育て日記兼、子連れ家族旅行の様子を実況中継でお伝えしましょう。





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noughty girl リサ
ハイハイしない性格なんです


リサとカレンはシドニー出発時でちょうど10ヶ月。リサはハイハイ歴2ヶ月ですが、カレンは出発直前になってようやく這い始めました。ハイハイ歴たった1週間でありながら、リサ並の速度と器用さで這い回っています。リサは2ヶ月も前から練習しているのに、そぉ~んなに変わらないのですね。

リサが一人で這い回って、あちこちでオイタをしている間、カレンは「おすわり」で結構満足しているようでした。リサが遠くからおもちゃを持ってきてくれたりするので、自分で取りに行く必要も感じなかったんでしょう。それに、カレンはどっちかというとモノよりもヒトに興味があるので、おすわりしたままでも叫べば誰かが来てくれるわけです。モノは叫んでも来てくれないけど、ヒトは叫べば来てくれるという。私がアカンボの時は、ハイハイすっとばして、いきなり立ったそうですから、私はてっきりカレンはそのパターンで行くんじゃないかと思っていました。ところがやっぱり、リサという競争相手がいるせいでしょう(モノ取り合戦になると、機動力に優れたリサがどうしても有利)、最終的にはリサと同じように動き回りたくなったようです。「しょーがない、そんじゃ這ってやるか」ってな感じです。

こうして二人の差を見ていると、ハイハイをはじめるのが早いか遅いかなんて、ホント、性格次第なんだなと思えてきます。モノに対する好奇心が旺盛なほうが先に這い出す。じゃあ、ハイハイが早いほうが身体の発達も早いか?というと、そんなこともなく、成長度合いはほとんど同じ。あとから這い出したカレンのほうが、身体がしっかり出来ているから、安定していて、ひっくり返って頭を打ったりすることも少ないのです。

リサは既につかまり立ちをはじめましたけど、これもまた、好奇心のなせるワザといえましょう。身体がまだ安定していないのに、無理やり立とうとするから、立ち姿勢からうまく戻れなくて、そっくり返っては泣いてます(^^;)。カレンは安定志向でリスクを負いたくなく性格、リサはリスク管理よりも好奇心が先に立って思わず無茶をしちゃうという、ダディみたいな性格なんでしょう。





もりもり食べています


そんな好奇心旺盛のリサも、食べ物への好奇心という点では、カレンちゃんにはかないません。なんにせよ、食う食う。最初はすこーしずつ、本人たちの気の向くままに、導入しはじめた離乳食でしたが、8ヶ月頃から急激に食べる量がどっと増え、「こんなに食べちゃっていいのぉ?」と親が不安になるほど、食うわけです。その分、「こんなに出ちゃっていいのぉ?」と不安になるほど、ドデカイうんちを出すので、まあ、バランス取れてるみたいですけど。しかし、あの、うんちの量ってのは、すごいものがありますね。大人並の立派な太くて長いのが出てきますもんね。時々、消化しきれなかった、ブドウの皮とか、ひじきとか、そのまま入ってたりして、観察していると面白いです。

そんなわけで、二人ともよくうんちして、よく食べるのですが、特にカレンちゃんの食欲はすごいものがあります。せっかく運動量が増えて、足もちょっとはスリムでセクシーになってきたかと思ったら、今度は「おなかがダディ」になってきました。特に、パンとか、うどん、せんべいとか炭水化物が好きらしく。そういえば、妊娠中、私は餅だ~、うどんだ~、ごはんだ~と、やたらと炭水化物ばかりが食べたかったのですが、これってカレンの嗜好に支配されていたのでしょうか。

最初から手抜きしていた離乳食ですが、今でも手抜きです。よく食べ出すようになってからは、スムースでドロドロしたものよりも、ちゃんと噛みごたえのあるもの、大人と同じものを食べたがるので、食卓に一緒に座らせて、食べられそうなものを口に突っ込んでいたりします。よく「大人の分の食事を用意する時に、赤ちゃん用に少し取り分けて」とか言いますが、ウチではその日の余りものをベビーフードにアレンジしていることが多く、ほとんど「猫のエサ」感覚(^^;)。

旅行に出てからは、いちいち作っているヒマもないので、ベビーフードを買い占めてくると同時に、私たちが食べているものをそのまま与えていたりします。各国のベビーフードを試しているわけですが、バラエティはオーストラリアのほうが豊富みたいですね。移民国家らしく「中華風」なんてのもあるし。デンマークにはデンマーク独特のメニューがあって、ライ麦とミルクを混ぜるやつとか、私が食べても「文化探訪」みたいで面白かったです。イギリスのベビーフードはバラエティの点では劣りますが、「12ヶ月から」のパスタシリーズがウチの子供たちにウケています。以前にベビーシッターさんが買ってきてくれた、日本の和食シリーズもけっこうおいしかったし、各国のベビーフード比較も面白いもんですね。



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マミィの商売品が一番人気


余談ですけど、今のところ、おもちゃって買う必要、ほとんどなさそうですね。最初のうちはいくつか買ってみたんですが、どうも子供らのウケ具合を見ていると、必ずしもお金かけて買ったものじゃないもののほうが人気だったりするわけです。おもちゃそのものよりも、その入れ物のほうがウケたり。いい例が写真にあるように、私の商売品であるアロマウォーターの空ボトルに石ころを入れたもの、これが大ヒットでした。カメラのフィルム入れみたいな容器に、音がするように何か入れたものがいくつかあると、それで幸せみたい。

それと、やっぱりホンモノが一番うれしいみたいですね。コンピューターには異様な執着を示すので、要らなくなったコンピューターのキーボードを与えてみましたが、やっぱりモニター付きじゃないとイマイチ楽しくないみたいで。イギリスに来てからは、宿の電話がお気に入りで、電話コード引っ張って床に落としてはいじくり倒すので、もうモジューラージャックは抜きっぱなしにしています(^^;)。





サイコーに無謀な冒険でした


夫のイギリス出張話がもちあがり、「家族でヨーロッパに行こう」と決めたのが、約2ヶ月前のこと。生後10ヶ月の双子を連れて、1ヶ月間、海外旅行する・・・。ある意味では、今までの人生の中で、もっともエキサイティングで無謀なアドベンチャー、とも言えると思います。子供が出来るまでは、「無謀な冒険が出来るのは若いうちだけ。子供が出来たら私も保守的になって落ち着くんだろうなあ」と思っていましたが、子供が出来たら出来たで、その環境のなかでの冒険というのは、いくらでも可能なものなんですね。

もちろん、不安はいっぱいありました。でも、それと同時に「なんとかなるだろうな」という気もしていました。実際には、親の心配をよそに、子供たちはとても協力的でして、この旅、私ら夫婦以上にエンジョイしているようです。新しい環境、新しいモノ、ヒト、聞き慣れない言語、どれもこれも彼女たちにとっては刺激的らしく、どこでもかまわず、元気いっぱい遊んでいます。

国際線は予想以上に楽勝でした。シドニー~成田間が10時間ちょい、トランジットが5時間待ち、そして成田~コペンハーゲン間が11時間ちょいという長時間のフライトでしたが、飛行機の中でもよく眠ってくれたし、現地に到着したその夜から夜通し寝てくれました。どうやらアカンボって時差の影響を受けないみたいですね。暗くさえすれば、寝てくれるという。動物というものは、太陽とともに起きて太陽とともに眠るように、体内時計が設定されているものなんでしょう。

子供は眠たくなったらどこでも眠れるので、とにかく食欲さえ満たされていたら、どこでも生きていけるみたいです。アカンボってもしかして、我々大人よりしなやかにタフなんじゃないかって気がしてきます。少なくとも私たちよりは、時差ボケ軽くクリアしてますよ。

今から振りかえると一番往生したのは、家からシドニー空港までどうやってたどり着くか?ってことでした。オーストラリアでは1才未満のアカンボにはチャイルドシート着用の義務があり、これはタクシーにも適用されます。当初は相棒の田村に空港まで送ってもらおうと思っていたのですが、あいにくお客さんの送迎と重なってしまい、ドタキャン。タクシー会社に連絡すると「タクシーには1つしかチャイルドシートを積んでいないので、1台のタクシーで1歳未満の子供を二人乗せることは不可能」と言うわけです。慌てて友人などにもあたってみましたが、その時間に都合よく運転できる人が見つからず、最終的にはチャイルドシートを1つ旅行に持ち歩くことにしました。どこの国でも同じような問題が発生するだろうからってことで。

実際、チャイルドシートは持ってきてよかったです。やっぱりどこでも1つくらいなら入手できるんだけど、2つというのはなかなか難しい。おまけにハイチェア代りにもなるので、ごはんを食べる時なんかにも利用できて、けっこう便利です。

おかげで荷物は山積みです。自分たちの荷物は最小限に抑えたけど、巨大なバックパックが2つ、ダブルのベビーカーにチャイルドシート、そして、このノートパソコン。空港に到着してタクシーを降りてから、航空会社のカウンターに行くまでが、まずひと仕事でした。ああ、この子たちが歩いてくれたら、どんなに楽か。10キロ×2人は抱っこ紐を使っても、肩と腰に来ます。毎晩アロマオイルで夫に腰をマッサージしてもらって凌いでいますが。

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機内のバシネットにて
というわけで、飛行機に乗るまでは「どうなることやら」とハラハラする場面もありましたが、一旦チェックインしてしまえば、楽勝です。待ち時間にも空港の床にシーツ敷いて寝てもらいました。機内にはバシネットというアカンボ用の折畳式ベッドがあって、ここにころがしておけば、とりあえず寝てくれますし。ただ、このバシネット席がジャンボ機にも6つしかなく、事前には予約できないとかで、3時間も前から空港に行ってチェックインして、最後の2つをようやく確保できたという。あとで私たちのバシネット席がダブルブッキングになっていることが分かって、もう一組の家族が往生する、というハプニングもありました。

それと、飛行機に乗っているクルーがわりとアカンボの事情を知らないのは意外でした。お願いごとに時間がかかるのは、みなさん忙しいので仕方ないでしょうが、粉ミルクに牛乳混ぜて出してくれた時には、さすがに驚きました。リアルタイムで子育てしているお母さんが国際線に乗っているってことはないので仕方ないのですが、子連れ旅がこれだけ一般化してきた昨今、航空会社もファミリーに対するサービスをもう少し研究する余地があるんじゃないかと思いました。

少なくとも、バシネット席の予約制度については、是非とも検討してもらいたいものです。バシネット席が取れなかったら、子連れで国際線に乗るのはとっても大変ですから(すいていれば普通席に寝かせられるけど、混んでいたら、ずうっと親が抱えていなきゃならない、そんなの事実上不可能)。もういっそのこと、そこではバシネット席がある分しかアカンボの予約は受け付けないようにしたほうがいいんじゃないかって思いました。それに、ファミリーが一箇所にまとまっていれば、親にとっても気が楽ですし、他のお客さんへも迷惑にならないですよね。まあ、ここでグチ言ってもしょうがないんで(^^;)、トランジットの時に依頼されたアンケートに、「ファミリークラスの導入を提案します」と書いてきました。

しかし、こんなこと子供が出来るまでは考えてもみませんでした。だいたい、飛行機にバシネットがあるなんて知りませんでしたし。乗り降りする際に、あのスクリーン下にある折りたたみらしき物体は何なんだろう?と不思議に思っていました。体験してみないと分からないことって、他にもまだまだ世の中には沢山あるもんなんでしょうね。






人見知りもクリア


何はともあれ、無事にコペンハーゲンに到着しました。今回の旅は、現地到着さえしてしまえば、友達や家族が空港まで迎えに来てくれているので、問題ありません。コペンハーゲンでは3年前にもお世話になった、お友達の別荘を借りて、ゆっくり過ごすことが出来ました。幸い、お天気にもとても恵まれ、ちょうど春の新緑の季節で、青葉が目にしみるほどキレイでした。乾燥した大地オーストラリアから来ると、この新緑色を見るのがとっても久しぶりであったことに気付かされます。

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デンマークの「午後の紅茶」
緑に囲まれて、やわらかい陽ざしを浴びながら遊ばせてもらってる子供たちは、とっても満ち足りて見えます。オーストラリアじゃ紫外線量がハンパじゃないので、アカンボを日光にあてるなんてトンデモナイと言われますが、北欧の春の陽射しは、ほんとにマイルド。あれだけ日に当ったのに、ほとんど焼けてないし、そんなにまぶしそうな顔もしないし。ほんとにハッピーそうでした。

お借りした別荘に、デンマークのあちこちからラースの家族が会いにやってきてくれました。もう、毎日のように新しい人々に会うので、最初はいちいち人見知りしていた子供たちも、すっかり慣れてしまいました。もう誰に抱かれて泣きません(ほんまか?)。

駆けつけてくれた家族も、もうみなさん興奮気味で、とてもうれしそうに子供たちと遊んでくれました。デンマークの人からみると、アジア人らしく見えて、もの珍しさもあるのでしょう、「こんなカワイイ赤ちゃんは見たことがない」と大ウケなのですね。私としても、ベビーシッターが増えたようなもんで、とっても楽チンでした。




1週間後にイギリスはマンチェスター空港に降り立ちました。ここからは、夫の仕事。そう、もともとは彼のビジネストリップだったわけです。ついつい忘れがちですが(^^;)。ここでは、提携先の会社の社長さん自らが空港に出迎えてくれて、高速を1時間くらいぶっ飛ばして、こじんまりした街に連れてきてくれました。宿も社長さんが市役所にかけあって予約してくれたそうで、古いながらも味のある2階建ての一軒家を借りています。いちおう3ベッドルームだし、キッチン、バスタブや洗濯機もあるし、近所に大きなスーパーもテイクアウェイの店もあるし、便利は便利。

ただ、私はなんとなーく浮かない気分で今まで過ごしていました。というのは、夫は仕事で昼間出かけてしまうので、私は子供たちとお留守番なのですね。ダブルのベビーカー押して出かけるエネルギーもなく、テレビばっかり見ていると、だんだん軟禁状態のような被害妄想が湧いてきてしまう。おまけに、最初にお話したように、なかなかインターネットへのアクセスも出来なくて、とっても孤立した気分になってしまったんですね。インターネットの開通によって、だいぶ気分は明るくなりましたけど。





イギリス英語には、まいった


落ち込み気分だった原因のひとつに、実は、「イギリス英語」があるような気がします。いやあ、これが、イマイチ分からないのですわ(^^;)。私の耳がオージーイングリッシュに慣れてしまっているってこともあるかと思いますが、どうやら、ここらへんの訛りも混じっていそうです。というのは、社長さんは世界をあちこち旅している人なので、スタンダードの英語に近いのですが、奥さんや子供さんたちの話す英語が壊滅的に分からないんです。デンマークから到着したばかりの時は、「きっと彼女はデンマーク語をしゃべっているんだろう」と錯覚したほど。たった一語の間にも、とんでもなく大げさなくらい抑揚がある。次第に、耳に切り替えスイッチを取りつけたみたいに、聞き取れるようにはなりましたが。ほんと、第一印象としては、とても同じ言語とは思えませんでした。
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イーストコースト(Ravanscar)の絶景


テレビ見ていても、よく聞き取れるのはアメリカの番組か、ニュース的なちゃんとしたアナウンサーがしゃべっている番組だったりして。地元のイギリス人がしゃべっている英語は、かなりクセがあって、それぞれに個性的。一概にいって、まるでコメディアンみたいな喋り方です。こりゃ格調高いオックスフォード・イングリッシュなんかじゃないぞ。

聞くところによると、イギリスでも地域によってだいぶ違うそうです。ウェールズなんか英語と全然違うっていうし、スコットランド英語はこれまた特徴的なアクセントで聞き取りにくいし。週末にイーストコーストに遊びにいったら、またこれが違う訛りでして、耳のスイッチを切り替えないと聞き取れない英語でした。

「わたしの英語力もまだまだなのね」と落ち込みかけた頃、夫の会社の人と食事にいったら「ウチの息子は南部で育ったから、ここらへんの人の英語が理解できないし、彼の英語も通じないのよ」と言っていて、ちょっと安心しました(^^;)。
そういや、デンマークでも小さな国でありながら、ちょっと地域が離れると全然違う方言、訛りがあるそうで、いつでもどこでも方言の話題は、お天気の話題の次くらいに登場して、みんな嬉しそうに会話しているのでした。

そこへいくと、あの広大な大地のどこでも同じよーな訛りが聞けるオーストラリアってのは、逆に珍しい現象なのかもしれません。抑揚が少なくてモゴモゴしていて、たしかに田舎臭い響きではありますが、ひとつのアクセントに慣れておけば、オーストラリアじゅうどこでも通じるというのは、便利ですよね。それにひきかえ、イギリス英語には、「訛りのひどさ」という1方向の軸だけではなく、「訛り方」にもいろいろなタイプがあるような気がします。





な~んて英語のちょっとした違いで親が往生している間にも、子供たちは朝から俄然元気で、外に行けばそこらじゅうの人々を魅了してしまいます。

シドニーにいる時もそうなんですが、お出かけすると、道行く人々がいちいち立ち止まって「双子?」「男の子、それとも女の子?」「何ヶ月?」と質問攻めにされるので、なかなか前に進めないんです(^^;)。私が一緒にいるときは、声かけてくるのはお年寄りだけなんだけど、夫が一人でベビーカー押していると、老若男女こぞって寄ってくるそうです。

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ピンクじゃなくても似合うでしょ?
それにしても、あまりにもみんなに「男の子?」と聞かれるので(そんなに男の子っぽい顔してるのかな)、ピンクの服ばかりを選ぶようになってしまいました。ほんとは私、ブルーとかグリーンが好きなんですけど、そういう色の服着せてると、確信もって「男の子でしょ?」と言われるので、いちいち訂正しているのが億劫になってきまして。間違えた相手も恐縮しているようだし。

特に、オーストラリアでは「女の子にはピンク色」という法律でもあるかのように、子供服のガールズコーナーにはピンクしかない、といっても過言ではないほどなのです。デンマークではいろんな色のセンスのいい子供服が売られていたので、うれしくなって思わず買い占めてしまいました。もうピンクの服はうんざりだし、男の子に勘違いされてもいいやってことで。

1週間後にはトランジットついでに日本にも寄って実家にしばらく滞在するのですが、この子たちはまた日本の皆さんをも魅了してくれるのでしょうか。
いいよね、あんたたちは。言葉なんか分からなくても、みんなに可愛がられて。




グズグズと書き足しているうちに、早いもので、このアドベンチャー旅行も残り半分となりました。たま~のホリデーですから、思いきり楽しんできたいと思います。シドニーにいると、どうしても他にやらねばならない仕事のことが気になって「子供たちに時間を奪われる」という感覚になりがちですが、今なら子供たちとの時間もゆったり楽しめます。こんな時間をたまに持つのも、いいリフレッシュになってイイモンだなと思います。

6月18日、オーストラリアに戻ります。続きはまた、シドニーから発信しましょう。


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2001年6月4日:福島


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